(土京川とアマゴ) |
4月5日 土京川 晴れ |
この週の火曜日にテンカラN氏がやってきて「栗巣へ行ってきたぞー」と言って十数匹のアマゴを見せてくれた。そしてまた金曜日にもやってきて「栗巣へ行ってきたぞー」と言って、やっぱりまた十数匹のアマゴを見せてくれた。 う〜ん、「けなるい」。 近頃の私は日曜日に川へ行っておったのですが、おおむね天気がよろしくなかった。だから今回は土曜日です(結局、日曜日も天気は良かったが)。場所はやっぱり和良。郡上の谷の中では、ここと栗巣が一番早く雪代が落ち着くから。そして栗巣は釣り人が一杯いるけど和良は少ないし、土京川の流れはとっても綺麗だから。 11時に現地に着いて、まず土京川へ降りる。水はやや少なめでハッチもまずまず。もちろん天気も良くって、久々に日の光を浴びながらプシュリとやる。「あー、これでこそ渓流釣りだー」とひとりごちる。 そして竿を振った。決して魚の反応が良かったわけではないけれども、ここでは18cmくらいのを3匹釣った。ほんの20cmほどの水深の瀬の、「あの沈み石の手前で出る」と思って、そこでピシャリと出てくれると、とても心地良いのです。 その後鹿倉川へ行った。ハッチは一杯。ここでも18cmくらいのアマゴで4匹。やはり浅い瀬でピシャリと出てくれた。3時半頃にビューと強い風が吹いたら、それまで一杯あったハッチが全く無くなって、時折出るアマゴも仔アマゴばかりになってしまって4時半に納竿。 テンカラN氏の釣果には遠く及ばないものの、今期初の渓流釣りらしい釣りが出来て満足した1日でした。 さて今回の写真ですが、まず1枚目のは私のお気に入りのHPの、さるお方の写真を真似たもの。まあ、面識も全くないので、そのHPのご紹介は避けますが、仮にO氏のHPとしておきましょう(それで判る人には判ると思う)。私は、そのO氏の写真は、ちまた溢れる釣りページの中でも最高の写真を掲載してると思って尊敬やまないのです。今年は恐れ多くも、そのO氏の写真の足元にたどり着けんかと努力するつもりです。もちろん、O氏の高度な釣技にたどり着こうとは思ってませんが・・・。 2枚目の写真はあまりにも駄作ですが、ポイントは水面のキラキラの光跡。これは氷撮りをやってる時に偶然発見した。ただ、この光跡が写るのは逆光時が条件のようで、そうするとアマゴのパーマークがどうにもはっきり写らないし、それに流れが無いとキラキラしない。暫らくは試行錯誤のアマゴ撮りとなります。 |
(ヲンボ谷のアマゴ) |
4月12日 ヲンボ谷 晴れ |
今回も、またまた和良です。この時期の私は、もう和良に住み着きたくなってしまうくらいにここへ通ってしまう。でも、もう少し時期が過ぎると、九頭竜やら荘川やら、もちろん白鳥や高鷲の川へ行くので、やっぱり白鳥に住んでるのが調度よろしいのです。 11時にヲンボ谷に到着。その入り口を通過する時に上流から帰ってくるジムニーとすれ違った。後ろにOWNERのステッカーが貼ってあったから、たぶん餌釣りさんでしょう。こう言うステッカーってのは、その人がどんな釣りをするのかが判って後から入る釣り人にとってはとても参考になりますね。私も某有名フライショップのステッカーを貼っておけば、きっと後から入る釣り人の参考になってよいと思うし、またそのショップの宣伝にもなる。 どなたかステッカーください。あなたのお店を宣伝してあげます・・・。 さて、ヲンボ谷ですが、昨日の雨で15cmばかり増水してます。晴れてるものの北風が吹くせいかハッチはまばら。仔アマゴが飽きない程度に反応してたまに17cmくらいのが釣れた。まあ、先行者の後なんで、そんなもんでしょう。 その後ちょっとだけ上流に移動して川に降りて、足跡を確認したので(多分さっきのジムニーの人か)、やはりプシュリとやって暫しまどろむ。それから手前の淵にフライを投げたら18cmくらいのが釣れた。撮影会をしたけど、結局駄作に終わる。そして釣り登って17〜20cmを数匹釣って、ここは2時半に終了。 それから鹿倉川で桜をバックに釣るつもりだったけど風が強いので諦めて、帰り道に栗巣の桜並木のある所へ入る。 私が川へ入ろうと車を止めたら、ちょうど対岸にも車を止める人があった。それでほんの少し躊躇してたら、その人は上流へ移動してくれた。それで私が川へ降りたら、その人が50mばかり上流で川を眺めてて、それからこっちへ歩いてきて私にカメラを向けるではないか!!。緊張する。そして目が合った。 「写真撮ってもいいですか〜」と言われた(ような気がする)。「あっ、ハイ!」。益々緊張する。魚が反応した。益々々緊張する。でも釣れなかった。 スイマセン。私のようなヘボ釣師では、たいした被写体にはならなかったでしょうね。 そこから50mばかり先で20cmくらいのを釣った。とりあえず桜をバックに写真を撮ったけれど、そのアマゴは放流物で汚いし写真も駄作だし、でもとりあえず写真を載せたいから、小さな写真を載せておきます。(バックを桜並木と思って見て下さい。そう思えば、そこそこ見れる) |
(山菜蕎麦) |
4月20日 内ヶ谷 晴れ |
今日は師匠と内ヶ谷へ行ってきました。 ここを訪れるのは数年ぶりの事で、まあ何年か前の大雨以降タランタランな川になってしまてて、そして道路状況もよろしくない話も聞いていたんで、ちょっと敬遠してた。今回師匠から釣りのお誘いを受けたので、「それなら内ヶ谷へ行こう」と言った。実は、その状況確認をしたかったのです。(師匠、スマン。白状しますが、あのショートカット道路が出来てるのは知らなかった。正直に申しますと、私は上流へ行けるのかどうか確認したかったのです。ただ、一人で確認しに行きたくなかっただけです。) さて、久々に訪れた内ヶ谷上流は、まあ、そこそこは回復してます。基本的にはフラットな流れなんで、こんなもんでしょう。ただ、ここはまだ雪代が入ってて、そこいらあたりには残雪もある。今日は釣りにはちょっと不向きでしたね。釣果は私に2匹と師匠に4匹。サイズは16〜18cmといったところでした。コゴミもタラの芽にも少し早くって、きっとGWあたりがよろしいと思う。 昼食では、ケーちゃんにチンゲンサイを入れた。これはオススメです。あのシャキシャキ感はたまらん。 そして、私の打った蕎麦に、昨日和良で採ったタラの芽を添える。このタラの芽は、一度湯がいてからめんつゆに付けて、冷水で冷まして味付けしたもの。ただし味付けが濃すぎて、これは失敗に終わる。ちょっともったいなかったな。 写真のイワナは、19日に土京で釣ったもの。その日の釣果も、やはり2匹。土京ではタラの芽が真っ盛りでしたが、道路沿いのそれはほとんど摘み取られた後でした。 |
(オンボ谷を釣る船長) |
4月29日 土京川 晴れ |
近頃の船長はなぜか御母衣湖へ行かなくなったので不審に思っておったのですが、訳を聞くと、最近エサ釣り名人に弟子入りして、改めてエサ釣りの奥の深さと楽しさを実感したらしい。 今日は、そんな船長と和良へ行ってきました。 最初に入ったのは土京川。GWと言うのに釣り人の車は1台だけ。しかもその車は、私がここに来る度に止まってる。あの人に聞けば、きっと土京川のすべてが分かると思う。お近づきになりたいとは思うのですが、いまだかないません。 さて川の様子ですが、数日前の雨により、やや増水。ハッチもそこそこ。まあ、なんとなくいい感じです。 そして私は釣り始める。船長は川虫取り。さすが釣り名人に弟子入りしただけあって、その心がけがよろしいと思う。ただ、あんまり取れなかったらしいが・・。そして船長が川虫取りをしてる間に、私の毛ばりに3回出た、が、すべて乗らなかった。 それから2人でシズシズと釣り上がる。私の毛ばりにはそこそこ出るものの、相変わらず乗りが悪い。そして船長は枝に仕掛けを絡ませて苦労している。こういう狭いところでの釣りは、まだ習っとらんのだとか。 ここでの釣果は共に3匹。17〜18cm。 船長。フライと同程度の釣果では、まだまだ修行が足りませんぞ。 昼食には青梗菜ケーチャンでプシュリとやる。運転手は船長なので気楽です。(船長はやらない) その後、鹿倉川へ行って、ちっとも釣れないので30分で諦めて、そしてオンボ谷へ行って、私が0匹で船長は数匹釣る。 うむ、ここではあきらかに先行者の跡があったので、船長の修行がその釣果につながったのかも知れん。 |